古くなるのではなく、馴染んでいく。
経年変化を、味方にする。
家づくりでは、
「新しいもの」「きれいなもの」を選ぶことが多いです。
もちろん、それも大切です。
でも、10年後、20年後にも好きでいられる素材をイメージして選ぶこと。
この観点も大切だと思います。
完成した瞬間が、一番きれいな家ではなく、
暮らす時間とともに、少しずつ味わいが増していく。
そんな住まいをつくりたいと考えています。

時間がつくる表情
自然石、洗い出し、砂利、木、レンガ。
こうした素材は、時間とともに少しずつ表情を変えていきます。
雨に濡れ、
日差しを受け、
季節が巡る。

少し色が変わったり、苔が生えたり、植物が広がったり。
新品のときとは違う表情が生まれていきます。
それは「劣化」ではなく、
その場所に馴染んでいくということ。
新しいものを新しいまま保つのではなく、
時間の経過も含めて楽しむ。
一つひとつの素材が重なって、
その家だけの風景になっていく。
玄関までの道。
足元の石。
庭の緑。
塀に落ちる木漏れ日。
想像して考えるとなんだか楽しくなりませんか?
いろんなことをご一緒に考えたいです。
